先日、図書館への道すがら、男物 の皮手袋がひとつ落ちているのを 見つけた。しばらく行くと今度は 毛糸の手袋が落ちていた。後日に また2度も手袋を路上で発見した ので、いくら珍しくない冬場の光 景でも何だかとても気になった。 さて、図書館で用を済ませて、来 た道を戻ると、皮手袋はそのまま 同じ場所にあった。掌を上に向け て、まるで中身の手首が入ってい るような不気味な感じが面白く、 しゃがみ込んでスケッチした。持 ち主は片方だけで困るだろうに。 この片方もどこへ消えるのやら。