若冲忌の9月10日、墓のある石 峰寺に行って来た。大きな虎の水 墨画の掛軸の前で、昼食もいただ いた。鶏専門に描く画家と思われ ている若冲の自画像は存在しない が、鶏のような顔をしていたのだ ろうか。鶏は猛禽の危険なイメー ジはあまりない。むしろ英語のC HICKENの俗語の意味のよう に、実際臆病なのかもしれない。 そんな鶏三羽に囲まれるカマキリ も、思うほど危険ではなく、臆病 から鎌を振りかざすのかも。若冲 の絵からそのまま鶏とカマキリを 拝借かつ合成した水墨の切り絵。