先日、鯉を写生しにあちこち出か けたが、鱗の並び方がよくわから ず、生きた鯉を一匹買って来た。 重さ1kg、1200円した。赤 ちゃんの水浴用の桶に放ち、間近 で観察しながら描き、翌朝に川に 放ってやるつもりが、桶を暑い風 呂場に置いたのがいけなかった。 朝に見ると浮いていた。すぐに包 丁でぶつ切りにして甘煮にした。 魚をさばいて料理するのは初めて のこと、供養のつもりであった。 それにしても絵もうまく描けて、 料理もおいしいとなると、話がう まく行き過ぎか。諺があるしね。