4月1日、滋賀のスーパーでふた つに割った竹の中に小さなタケノ コを収めて売っているのを見た。 その様子がとても面白く、すぐに 本作のアイデアが浮かんだ。タケ ノコは大好物だが、値段が高いの が少々残念。それでも京都は名産 地でどこよりもおいしい。春にな ると、まるで爆弾が飛び出すよう な勢いで成長するタケノコを、救 荒植物としてどんどん貧しい国に 飛ばせばどうだろう。食べられな い罵詈雑言の砲弾よりもいいのに 決まっている。「ウーム、バリバ リゾッコン、おいしいよなー…」